外出先でも自由にインターネットを利用したい方でGMOとくとくBB WiMAXの評判やデメリットが気になる方も多いのではないでしょうか。
GMOとくとくBB WiMAXは、キャッシュバックが充実しており他のモバイル型Wifiからの乗り換えを検討している人におすすめです。WiMAXから光回線に変更したい場合、違約金なしで光回線に変更できる点も特徴。
今回は、GMOとくとくBB WiMAXの評判やメリット・デメリットを解説します。
GMOとくとくBB WiMAXの特徴と評判
おすすめ度: |
|
プラン名 | GMOとくとくBB WIMAX WiMAX + 5Gギガ放題プラス接続サービス |
---|---|
データ通信量 |
無制限※
一定期間で大量通信があった場合、混雑する時間帯に速度制限される場合があります。プラスエリアモードで当月ご利用の通信量が30GBを超えた場合128kbpsに速度制限 |
月額利用料金 | 【端末発送月(0ヶ月目)】月額1375円 【1ヶ月目以降】
月額4807円※
契約2年間過ぎた後もずっと同じ料金が適用されます |
諸経費 |
【端末代】27,720円 ※端末購入サポートで2年契約で実質無料(1155円の割引×24ヶ月) 【事務手数料】3,300円 【端末送料】0円 |
支払い総額 | 【2年利用の場合】
120,043円
初月0ヶ月目1375円+4,807円×24ヶ月+事務手数料3,300円 【3年利用の場合】
177,727円
初月0ヶ月目1375円+4,807円×36ヶ月+事務手数料3,300円 【4年利用の場合】
235,411円
初月0ヶ月目1375円+4,807円×48ヶ月+事務手数料3,300円 |
契約期間と解約違約金 | 【契約期間】2年 【更新月以外での解約違約金】0円 |
その他 | 他社サービス解約違約金補助特典:(違約金にたいして)最大20,000円キャッシュバック ※条件あり GMOとくとくBB WiMAXとUQ/auスマホ料金が最大1,100円/月セット割※詳細はこちら |
端末情報 |
![]() 【端末名】WiMAX:Speed Wi-Fi 5G X12
【スペック】下り最大3.9Gbps / 上り最大183Mbps 【バッテリー】4,000mAh(バッテリー取り外し不可) 【連続通信時間】約540分 【同時接続】16台 【回線】au 5G / au 4G LTE / WiMAX2+ |
2025年1月3日時点の税込み価格表記
GMOとくとくBB WiMAXはキャンペーンや特典が豊富なWiMAXプロバイダーです。他プロバイダとの大きな違いとしては、大きく二つ。
一つ目が、他社からの乗り換え時に発生した解約違約金に対して最大20,000円のキャッシュバック特典がある点です。
二つ目は、一度GMOのWiMAXを購入した後にあとから(GMOとくとくの)光回線に変えたい場合も補助があるという点です。
デメリットとしてはキャッシュバックの手続きが複雑で不親切という点です。手間がかかり忘れやすいです。
利用できる端末
端末はホームルータータイプから新型モバイルルーターSpeed Wi-Fi 5G X12、および従来機種のSpeed Wi-Fi DOCK 5G 01から選択することができます。デバイス価格は同じです。
端末 | ![]() |
![]() |
![]() ※現在在庫切れ |
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機種定価 | 27,720円 | 27,720円 | 27,720円 |
GMOとくとくBB 分割割 | ー1,155円×24ヶ月 | ー1,155円×24ヶ月 | ー1,155円×24ヶ月 |
割引ご価格 | 0円 | 0円 | 0円 |
知っておきたいWiMAX(UQコミュニケーションズと他社プロバイダ)
WiMAXはKDDIとUQコミュニケーションズが提供する高速モバイル通信規格です。
WiMAXと言われるサービスを提供しているプロバイダはいくつもありますが、どれも大元であるUQコミュニケーションズのWiMAXを利用しており、GMOとくとくBB WiMAXもそのプロバイダの一社です。
そのため、実際どこのプロバイダから契約しても大元(UQコミュニケーションズ)が共通なので若干の料金差や特典内容の差があるだけで、速度やエリア、そのほかのネットワーク仕様は基本的に同じです。
WiMAXの提供内容についてはほぼ横並びですが、GMOの特徴は「(違約金分)キャッシュバックによって乗り換えがしやすい」「光への乗り換えがしやすい」という点が特に違いとして挙げられます。
GMOとくとくBB WiMAXの良い評判と良くない評判
GMOとくとくBB WiMAXの良い評判と良くない評判は下記の通り。
- 月額料金が安く、キャッシュバックキャンペーンが充実している。
- au・UQスマホ利用者はスマホ料金を最大月額1100円割引セット割が適用できる
- キャッシュバックの手続きが複雑で不親切。忘れると受け取れない。
- 申込時にデフォルトで有料オプション申し込む状態になっているのが不親切
- 契約が3年縛りや解約月以外の解約違約金にお金がかかるのがいや
やはり好評なのはキャッシュバックが受けられる点でうまく利用すればかなり安く利用できます。
反面キャッシュバック手続きが面倒(忘れやすい内容)な点や、申込時に有料オプションを申し込ませようとする案内を嫌に思う人もいました。
なお、以前は契約3年縛りや解約月以外の解約にお金がかかる仕様でしたが、現在は3年契約縛りなどもなくなっているため、その点は安心して良いでしょう。
GMOとくとくBB WiMAXを利用するデメリット
キャッシュバックを考慮しない場合は最安ではない
GMOとくとくBB WiMAXは他のWiMAXプロバイダと比べても安い方ではありますが、最安ではありません。
他社プロバイダとGMOを比較すると下記の通り。キャッシュバックを考慮しない場合、BIGLOBE WiMAXやモンスターモバイルの方が月額料金自体は安くなります。
デバイス | UQ WiMAX | GMOとくとくBB WiMAX | BIG LOBE WiMAX | カシモWiMAX | モンスターモバイル | Broad WiMAX |
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サービス名 | ギガ放題プラスS | WiMAX + 5Gギガ放題プラス接続サービス | ベーシックプラン(※11500円キャッシュバックあり) | 縛りなしSA端末プラン | 無制限プラン(Speed Wi-Fi 5G X12) | ギガ放題スタートプランン |
契約期間 | なし | なし | なし | なし | なし | なし |
契約月以外での解約違約金 | 0円 | 0円※24ヶ月未満での解約は端末代残金の支払いが発生 | 0円 ※分割支払い途中での解約は端末代残金の支払い発生 | 0円※36ヶ月分割支払い途中での解約は端末代残金の支払い発生 | 0円 ※端末発送月含む3ヶ月目以内で解約する場合4378円 | 0円 ※36ヶ月以内での解約は端末代残金支払い必要 |
総額料金 | ||||||
2年間利用時 | 124,124円 | 120,043円 | 97,972円 | 129,580円 | 119,020円 | 151,643円 |
3年間利用時 | 183,524円 | 177,727円 | 157,108円 | 178,156円 | 171,556円 | 209,063円 |
4年間利用時 | 242,924円 | 235,411円 | 216,244円 | 235,972円 | 228,052円 | 266,483円 |
内訳 | ||||||
月額料金 | 【端末発送月(0ヶ月目)】4,268円から日割り計算 【1〜12ヶ月目まで】4,268円 【13ヶ月目以降】4,950円 |
【端末発送月(0ヶ月目)】月額1375円から日割り【1ヶ月目以降】月額4807円(※2年間過ぎた後もずっと同じ料金 | 【端末発送月(0ヶ月目)】月額0円 【1〜24ヶ月目】3,278円 【25ヶ月目以降】4,928円 |
【端末発送月(0ヶ月目)】月額1408円(日割りなし) 【1ヶ月目以降】月額4,818円 |
端末発送月含む最初の6ヶ月間月額4,378円(0〜5ヶ月目)※初月日割りなし、6ヶ月目以降4,708円 | 【端末発送月】月額880円 【1〜36ヶ月目まで】3,773円 【37ヶ月目以降】4950円 |
端末代金 | 27,720円→お得割で実質5,940円 | 27,720円※端末購入サポートで2年契約で実質無料(1155円の割引×24ヶ月) | 27,720円(770円×36ヶ月または1,155円×24ヶ月) | 27,720円 ※36回分割サポートで実質無料(770円×36ヶ月) | 0円(レンタルのため返却必要) | 35,640円 ※分割払い990円 x 36回 ※スタート割36ヶ月-990円により実質無料 | 事務手数料 | 3,300円 | 3,300円 | 3,300円 | 3,300円 | 3,300円 | 3,300円 |
したがってキャッシュバックを申請しない人で、最安料金を考えている方は別のWiMAXプロバイダを検討しても良いでしょう。
他社含めたWiMAX比較は「【モバイルWiFi】おすすめWiMAX/WiFiの料金・特徴を比較」をご参照ください。
楽天モバイルとGMOとくとくBB WiMAXの違い
WiMAXではありませんが、楽天モバイルの楽天最強プランと比較するとさらに価格差が顕著になります。
GMOとくとくBB WiMAX | GMOとくとくBB WiMAX | 楽天モバイル |
---|---|---|
サービス名 | WiMAX + 5Gギガ放題プラス接続サービス | 楽天最強プラン |
デバイス | ![]() |
![]() |
契約期間 | なし | なし |
契約月以外の解約違約金 | 0円※24ヶ月未満での解約は端末代残金の支払いが発生 | 0円 |
総額料金 | ||
2年間利用時 | 120,043円 | 78,673円 |
3年間利用時 | 177,727円 | 118,009円 |
4年間利用時 | 235,411円 | 156,865円 |
内訳 | ||
月額料金 | 【端末発送月(0ヶ月目)】月額1375円から日割り【1ヶ月目以降】月額4807円(※2年間過ぎた後もずっと同じ料金 | 【無制限(20GB超)】3278円 【3GB~20GB】2178円 【0〜3GB】1078円 |
端末代金 | 27,720円※端末購入サポートで2年契約で実質無料(1155円の割引×24ヶ月) | 7980円(月332円 ※初回344円)→Rakuten最強プラン申し込みで1円 | 事務手数料 | 3,300円 | 0円 |
ただし、楽天はWiMAXほど電波が良くないので、移動中や地下で利用したい場合には不向きです。
モバイルルーターとホームルーターの違いとどちらを選ぶべきか
モバイルルーターとホームルーターのどちらを選ぶかお悩みの方も多いと思います。
最近はモバイルルーターの通信速度や同時接続数も十分大きくなったので、一人利用であれば基本的にモバイルルーターで十分です。
ただし、家族で利用したい(持ち運びすると家族が使えない、かつよく引越しする人)の場合はホームルーターが選択肢に入るでしょう。
家族利用で安定して使いたいなら光回線がおすすめ
なお、家族利用で安定して使いたいなら光回線の方が速度が速く安定しているのでおすすめです。
WiMAXと光回線ではやはり光の方が速く安定性があります。家族それぞれでNetflixやYouTubeを安定して視聴したいなどの場合はau光などの光回線も検討してあげると良いでしょう。
キャッシュバック手続きや申し込み時の案内が不親切
二つ目のデメリットはキャッシュバック手続きや申し込み時の案内が不親切という点です。
キャッシュバック手続きについて
キャッシュバックについては具体的には下記のような手順があります。
申請方法:
① WiMAXをお申込み後、お申込み完了メールに記載の本特典申請フォームURLから、本特典を申請ください。
② 端末発送月を1ヶ月目として3ヶ月目の末日までに他社サービスを解約し、当社指定の方法で他社サービスの解約違約金等の明細をご提出ください。
③ 端末発送月を1ヶ月目として11ヶ月目に基本メールアドレス宛に本特典を含むキャッシュバック特典の振込に関するご指定口座確認のご案内メールを送信いたしますので、口座情報をご登録ください。ご登録があった翌月末日(営業日)にご指定の口座にお振り込みいたします。
中略
https://gmobb.jp/wimax/campaign/norikae/より引用
申し込み完了後の申請を忘れる人は少ないでしょうが、11ヶ月後という忘れそうな時期に手続きが必要になります。
キャッシュバック希望の方は11ヶ月後にカレンダーに「GMO WiMAX手続きのために案内メールを確認する」などの登録となど入れておきましょう。
申込時に選択されている有料オプション
GMOとくとくBB WiMAXに申し込もうとした時に初期状態には各有料オプションにチェックが入っています。
チェックをはすずと「大丈夫ですか?」という若干不安を煽って申し込みを促す案内がでてきるため、こういったセールス色が苦手な人もいるでしょう。
GMOとくとくBB WiMAXを利用するメリット
乗り換え時に発生する費用のキャッシュバックが利用できる
一つ目は乗り換え時に発生する乗り換え補助のキャッシュバックが利用できるという点です。
なお、解約違約金の対象については下記の通り。
・以下の条件を全て満たした場合、申請フォームにてご提出いただいた他社サービスの解約に伴い発生する解約違約金等について、上限を20,000円として、キャッシュバックいたします。 ※消費税が加算されている場合は、消費税を加算した金額となります。
・キャッシュバック対象の解約違約金等相当額は以下の通りです。
① インターネット回線、テレビ、電話等の施設撤去に関わる費用や解約金
② インターネット回線の長期割引等にかかわる解約金
③ 現在利用中のインターネット回線工事費、端末代等の残債
④ WiMAXに変更する際の、プロバイダ解約にかかる解約料・他社固定電話からNTTアナログ回線への切り替え時発生する工事料
https://gmobb.jp/wimax/campaign/norikae/より引用
解約金だけでなく、「現在利用中のインターネット回線工事費、端末代等の残債」や「回線撤去費用」も対象になるので、かなり多くの方が対象になります。
WiMAXから光回線への変更がしやすい
WiMAXから光回線への変更がしやすい点が大きなメリットの一つです。
GMOとくとくBB WiMAXを契約した後で、光回線する方式に変更したい場合に端末残債金など発生しないため気軽に光回線に乗り換え可能です。
WiMAXを使ってみたがやはりもっと大量通信・高速通信をしたい方や、異動や転勤、同棲、結婚などでWiMAXから光回線に変更するかもしれない方にとっておすすめです。
au・UQユーザーはセット割引でスマホ代が安くなる
auひかりなどの光回線や、au・UQ mobileのスマートフォンを利用している方は、スマホ代からセット割引が適用される場合があります。
WiMAX単体の利用料金が安くなるわけではありませんが、スマホ利用料金とセットで考えると月々の通信費を抑えることができます。
すでにau系列のサービスを使っている方は、割引対象かチェックしておきましょう。
GMOとくとくBB WiMAXはこんな方におすすめ
GMOとくとくBB WiMAXは下記のような方におすすめです。
- 現在他社プロバイダ利用をしており、乗り換え&キャッシュバックをしたい方
- 月額料金の安いWiMAXプロバイダを選びたい方
- 近々引っ越しや結婚などでWiMAXから光回線に変更する可能性がある方
注意点はキャッシュバックの手続きが忘れやすい点。
キャッシュバック希望の方は11ヶ月後にカレンダーに「GMO WiMAX手続きのために案内メールを確認する」などの登録となど入れておきましょう。
GMOとくとくBB WiMAXの登録の流れ
GMOとくとくBB WiMAXの契約から利用までの流れ
GMOとくとくBB WiMAXの登録の流れは、以下の通りです。なお、基本説明事項のご案内は契約に関わることなのでしっかり読んでおきましょう。
まずは公式サイトを開き、申し込むボタンをクリックします。
内容を確認して同意にチェックを入れた上で次へをクリックします。
機種を選びます。モバイルルーターの場合はスペックが高い最新機種の方を選ぶと良いでしょう。
希望のプランにチェックが入っていることを確認します。
デフォルトでは各オプションにチェックが入っています。オプションに加入すると月額料金が膨れ上がるので特に希望がなければ不要で良いでしょう。
個人情報を入力して進めていってみてください。
GMOとくとくBB WiMAXの解約方法
GMOとくとくBB WiMAXは、マイページ「my GMOとくとくBB WiMAX」から解約することができます。
まとめ
今回は、GMOとくとくBB WiMAXの評判やメリット・デメリットを解説しました。
GMOとくとくBB WiMAXは、キャッシュバックが充実しており他のモバイル型Wifiからの乗り換えを検討している人におすすめです。WiMAXから光回線に変更したい場合、違約金なしで光回線に変更できる点も便利です。
ただし、キャッシュバックは手続きが忘れやすく、WiMAXの申し込みも有料オプションの申し込みを促すセールス色が強いため、そういったユーザーインターフェースが苦手な方はUQ WiMAXなどの別プロバイダも選択肢になるでしょう。
今回は以上になります。最後までご覧頂きありがとうございました。